何枚もの紙を折り重ねて生まれた大きなくじらが、海辺の町の上をゆっくり泳ぎます。尾の後ろには小さな紙の魚たち。風を受けるたび折り目がやわらかく動き、空そのものが広い海になる。重さを置いて、発想だけが自由に進む物語です。