真っ白な庭では、花も木も昼の光に溶けて見えません。けれど夕方になると、足元に伸びた影だけが青紫の花を咲かせ、庭の姿を描き始めます。見えないものが消えたとは限らない。光の向きが変われば、静かに輪郭を取り戻す。そんな不思議な庭の物語を想像しました。